カビやコケを除去して★塗替えマスターズ★再発を防ぐ
2022/07/05
★塗替えマスターズ★こと㈱室田工業です。
今日は、外壁のカビやコケに悩みについてのお話です。
室田工業にこだわらず、塗装業者が同じようなことを書き込みしているようなお話ですが、梅雨の直後でもありますのであえてブログで取り上げます。
カビや苔は外壁の美観を損なうだけでなく、性能にもダメージを与えてしまいます。
それに対する対処はなにがあるでしょうか?
①カビは菌類の仲間で、胞子を飛ばして繁殖します。
その胞子は空気中に漂っているので、条件が揃えばどんな場所やモノにでも着床・生長していきます。
じめじめと湿ったところに発生するイメージがあるように、カビが繁殖しやすいのは「湿度70%以上」「気温20〜30℃」
家の中で寒い時期だと結露でカビが発生するのはわかりますが…
家の外壁が湿度70%以上になる?
②屋外はカラリと晴れていたとしても、外壁そのものは別。
一見乾いているように見えても、ヒビや塗装の剥落から雨水が浸入すれば湿度70%以上の状態に…
③カビの繁殖しやすい条件として、栄養の存在がある。
外壁においては汚れやホコリが常に付着しています。
外壁の汚れとホコリに対してメンテナンスをしないままだと、それらが栄養源になって繁殖がすすむわけです。
特に気をつけたいのが、サイディングやモルタル壁のように表面に凹凸がある外壁。
凹凸に雨水が残りやすいため、空気中に漂っているカビの胞子が付着しやすくなってしまいます。
立地の影響も大きく、日当たりの悪い土地や、立地条件はよくても太陽があたりにくい北面の外壁は要注意です。隣家との距離が狭く風通しが悪かったり、まわりに植物が多いケースも湿度が高くなりやすい条件を備えています。
ちなみに、コケは藻類の仲間で植物の一種です。見た目はカビのような緑色で、カビと同じく湿気を好みますが、植物なので光合成をして生長します。したがって、カビと異なり日当たりの良い場所でも、水分があれば繁殖してしまいます。
カビはあっという間に増殖し、建物の美観を損ねてしまい、せっかく建てばかりの新しい家でもみすぼらしく見えてしまいます。
カビが生えた範囲がごくわずかであったり、ホームセンターなどで購入できる外壁洗浄剤でこすって落ちるようなら大丈夫。
ただしカビは生長とともに、菌糸という根のようなものを外壁の奥深くまで伸ばし、外壁の性能にもダメージをもたらしてしまいます。
カビや苔を除去して再発を防ぐためには、素人が時間をかけてやるより業者に依頼するのが賢い方法だと思います。
プロ用の高圧洗浄機で洗浄し、それでも落ちない根を張ったカビに対しては、薬剤を使ったバイオ洗浄を行います。
菌糸にダメージを与え、再発防止に大きな効果があるのです。
ここまでの内容を読まれて「もしかしたら…」と思い当たる節があれば、これを機にプロのチェックを受けてみてください。
定期的な塗り替えで防水塗膜をつくり、建物を守りましょう。
防カビ・防苔効果のある塗料を用いると、さらに安心です。
★塗替えマスターズ★の室田工業でも屋根と外壁の無料点検を実施しておりますので、気軽に声をかけてください。